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142月/13Off

地震大国、日本(3)

木造住宅の耐震性を上げるのには様々な方法がありますが、一部分に耐震補強をすればいいというものでもありません。いろいろな方法を組み合わせて総合的に施すことが大切です。

 木造住宅を建てる上で、構造材には、よく乾燥した木材を使うことが鉄則となっています。構造材には、JAS規格で決められている「乾燥材(水分含有率25%以下)」を使うのがよいとされています。木材は、乾燥度合いが高ければ高いほど強度が増します。一方、木材に水分が多いとカビが発生して、それを栄養源にする腐朽菌が繁殖し強度を低下させてしまいますので注意が必要です。

 金物で耐震・耐久建物にする方法があります。補強金物や構造金物は、柱や梁、土台、筋違などの接合部に使われますが、きちんと使えば木造の耐震性や耐久性を向上させることができます。

 補強金物は、木材に接合加工を施した仕口や継手が外力を受けたときに外れないよう補強するために使われます。また、構造金物は、仕口や継手の加工をしないで、部材同士を結合するために使われます。

 構造金物で最もよく使われるのがアンカ-ボルトです。これは基礎に埋め込んで土台と基礎を結合します。また、羽子板ボルトは、梁と桁などが直交する水平構造部材をつなぐものです。しかし、木材の収縮や振動などでナットが緩むことがあります。これを防止するために、ナットにスプリングを仕込んで木材が痩せても結合する力が弱くならないように工夫したものもあります。

 筋違金物は、筋違の端に取り付けて柱や土台、梁を結合するもので、筋違金物の使用により構造体の強度低下を防ぐ働きがあります。また、ボ-ルダウン金物は、柱と基礎を直接結合する金物で、地震の縦揺れのときに土台や構造体が基礎から浮き上がったりするのを防ぐ効果があります。

 熊本で、住宅を建てた同級生は土地柄もあり、地震に対する対策を施工中に工務店の方に確認をしながら工事を、進めていってもらったと言っていました。

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